コレジャナイブログ

かわさきロボット競技大会、通称かわロボについて情報の交流を目的として書きます。

都立

10月24日(土)に都立高専品川キャンパスの学園祭がありました。今年もたくさんの方が来て下さって本当にありがとうございました。


現役生が今年こそはと頑張って作ってくれた回転リングはいかがだったでしょうか。
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この回転がなかなか速く、利用できれば心強いですが敵にすると本当に厄介でしたね。
来年も面白いリングを用意してくれると思いますので、ご要望があれば是非都立の誰かに「こんなリングがいいな!」とポロっと漏らしてみてください。よろしくお願いします。


肝心の大会の結果はというと、、、





アンプが燃えませんでした!!!!
まさかの一日動かしてアンプが燃えないという奇跡を目の当たりにしていたら気づくと2位でした。初の上位入賞だったので嬉しいです。


参加チームは鮫洲レーシング
機体名はコレジャナイ・BS

BSは新しいバージョン名だったのですが、都合上本大会と同じ仕様でした。ただし前日までにメンテしていたるところがシャキシャキ動くようになってたので完成度は高かったです。(今更かよっ)
ここでギヤのバリ取りは大事だなとつくづく思い知らされました。今度からはちゃんと丁寧にバリ取りします。


いつもの都立に向けた対策と結果です。

1、アームのギヤのバリ取り
これは最初からしろって話なんですけどね。本大会前は焦っていたので中途半端でした。実はアンプの関係で本大会後は片方のギヤボしか使っていなかったんですが、そっちはバリ取りしてスルスルでした。反対のギヤボのギヤもよくよく見てみると細かいバリが残っていたので丁寧にやすったらスムーズに。
最近、昔あるお方に聞いた「このマシンはひたすら丁寧に作ったんだぜ」っていう言葉が身に染みています。当時は「性格が出たのかなー」くらいにしか思っていませんでしたが、丁寧に作ることってほんと大事ですね。ほんとまじ。


2、アームのシールド&溝ゴム撤廃
KHKで使い辛かったシールドは外して、ついでに元々アームに付けていた溝ゴムもつけないで出てみました。シールドがないと刺しやすさが段違いにいいので使いやすいです。
溝ゴムは一長一短だと思います。ついてないと刺しやすい気がしますが、ついてると投げやすいです。具体的に言うと、横方向からならロッドのカウンターを捕まえて投げられるくらいです。気持ち、付いてる方が良い気がします。


3、名前を変えてみたVer2
コレジャナイ・BSと、名前にイングリッシュを入れて呼ばれるとクールな感じがフィーリングします。試合前呼ばれてた時は心の中で「(トゥデイのミーはアームストロングだぜイェア…)」っとロックな風が吹いていました。
やはり名前はモティベーションというかテンションに影響してくるので、一考の価値はあると思います。
名前の由来は某双剣剣士の技名から取りました。暇なら当ててみてください。
余談ですが、ヤガボットの参加名はコレンジャイ(来れんじゃい)でした。伏線は回収しておきました。



都立前は時間がなかったので対策と言う程のものはあまりできませんでした。今後も怪しいですが。
次に反省点を書いておきたいと思います。


1、足裏って大事
足裏がつるつる過ぎて立ち回りで勝てないです。特に今回はリング上にベニヤ板の部分がありましたが、まるでアイススケートリンクのようでした。
ていうかこの話題何回目だよって話ですよ。いい加減ポリカで脚削りなおして足裏貼れよって誰か言ってやってください。


2、まっがーる↓アルミフレーム
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フリーバトルでリングから落下して曲がってしまいました。これに関しては強度確保の為につけていたスペーサーのネジをとめ忘れていたので完全なミスです。それをつけていないとYH75のt3フレーム1枚で強度を持っている状態になってしまいます。今年の練習走行会でも同じ曲がり方をしたというのに同じ過ちを犯してしまいました。
ちなみに練習会での事故がこちら↓
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しかもこっちはt4ですからね。剛性は問題なかったので油断しました。



でも脚は動いたし同じフレーム削りなおすのもめんどくさいのでしばらくこのままで
前にまっすぐ進まないから不便なくらいしか現状問題は発生していないですからね。もちろん前から計画していた脚周りの改善はすぐにもしたいと思いますが、1週間後の電大には間に合わないですね。気づかないことにしておいてください。


目立った反省点は以上です。改善していきましょう。
逆にやっと結果が出た分、ここは上手くいったというところも書いておきたいです。


1、勝ち方を決めておいた
いつもは「隙あらば突っ込む。隙がなくても突っ込む。」といったスタンスでいるのですが、今回は相手に合わせて”こうすれば勝てる”というところを決めておき、そのシュチュエーションになるまでは無理に攻めず、過剰に守らず、やばくなったらさっさと逃げてアームは不用意に上げない、と自分と約束をしていました。
KHKで突っ込んで散った分の学習はしていたということですかね。


2、アームがストロングだった
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元々は”突っ込めるシールドアーム”ということで考えて設計しましたが、今回メインで使っていた押し出し戦法にかなりハマってました。適度に守りながら刺したり絡めたりしつつ押し出したりと対応できるシュチュエーションの多さもあります。若干器用貧乏な気もしますが、何かを極めるよりは色んなうまみを求めてしまうのは昔からの性格なのです。デュエマのメインデッキは5色でした。
実はアームは新しい方に替えよう思っていましたが、何回かこれに助けられた場面もあったので継続した運用も考えています。


3、アンプが燃えなかった
それって奇跡



大会の反省は以上になります。これからもっと結果を残していけるようにがむばります。


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2日目は毎年恒例の部内戦をやっていました。いつもは総当たりなんですが、今年は参加人数が多かったので2vs2でチーム戦と面白い趣向でした。
僕は後輩のREFIというシールド機の子と組んでました。1vs1とは全然勝手が違うのでなかなか難しかったですが面白かったです。いつもは勝てない相手でも2vs1に持ち込めば勝てたり、逆に2機にフルボッコにされたりと。


それと2日目はコレジャナイをNEWバージョンにしていたのでちょっと紹介します。
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コレジャナイ・BSです。


何かこの構成見たことありますねぇ…という方がいたらザッツライッです。
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左右独立ロッド!

封印しようと思っていましたが体は正直です。今年のコレジャナイのアームの出来もなかなかいいのではないかと思う反面、やはりどこか違うなと感じていた違和感はこれでした。

2日目は1日中使っていましたが、やっぱり使い辛い!(笑)
もう”使い辛いアーム”に改名してもいいんじゃないかというくらい使い辛い感覚が懐かしい。

ただ、やっぱり攻めと防御を同時にできるというのはかなり強いです。前のシールドロッドでは、当たり前ですが
アームを上げた時が完全な隙になってしまうのでなるべくアームは上げないよう戦っていましたが、気兼ねなく相手を殴りつつ守れるというのはわかりやすい強みになっていると再確認しました。
またシンクロ率を上げる儀式を行わないといけないですね。

今後は左右独立ロッドとシールドロッドの2個体制でいこうかなと思います。



以上長々と観てくださってありがとうございました。
都立学祭にお越しくださった方は是非来年もいらっしゃってください。お越しにならなかった方もこの記事を観て来年来ないとアンプが爆発する呪いをかけましたので、是非お越しください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。では。